緊急時対応＜介護＞研修 | オンラインセミナーで動画によるサポート

普段と違う様子を緊急時と表現します。熱がある、気分が悪い、頭痛がするなども緊急時という言い方をします。一般的に、緊急時はバイタル（血圧・脈拍・体温）を測り、看護師などに報告し対応を相談することが多いと思います。

看護師がいない場合は、状況によって救急車の手配を行うことになります。救急車の判断は、症状や持病によっても変わってきますので、普段から医療職と連携し判断基準などについて相談しておくと良いです。

食事中に起こる緊急時で一番気を付けないといけないのは「喉詰め」です。食べている物を喉に詰まらせて呼吸困難になってしまうことです。一刻を争いますので早急な対応を求められます。

①救急車手配、②背部叩打法、③腹部突き上げ法、④心肺蘇生法です。この①～④の方法が分からないと正しい対応ができませんので、しっかり身に着けるようにしましょう。

喉詰め時にも必要になる「心肺蘇生法」についてです。

介護職だから必要なわけではありませんが、介護施設で心肺蘇生法が必要になる方があった時に「できません」では困ります。「できる」ようになっておく必要があります。

ただし、正しくできなくても大丈夫です。正しくできる　方が望ましいですが、一番避けなければならないのは、「やらない」ということです。自信がなくても「できる」ようにしておくことが重要です