高齢者虐待＜介護＞研修 | オンラインセミナーで動画によるサポート

高齢者が虐待とは「身体的虐待」「心理的虐待」「経済的虐待」「性的虐待」「ネグレクト（介護の放棄・放任）」です。

虐待はやってはいけないことと多くの方が認識していますが、その内容を正しく理解している方は少ないです。

「故意ではなく怪我をさせてしまった」「座ってて下さい」などは虐待にならないと思っているかも知れませんが、状況によってはこれらも虐待とされてしまうことがあります。

身体拘束とは、体の自由を奪うことです。「フィジカルロック」「スピーチロック」「ドラッグロック」があります。

「フィジカルロック」は拘束帯やベルトなどで体を固定することです。「スピーチロック」は言葉による拘束です。「立たないでください」「座っててください」などが含まれます。「ドラッグロック」は向精神薬や睡眠薬などで動かなくすることです。

「虐待しない」「拘束しない」ということは簡単ですが、それだけでは防止できません。

何が「虐待」や「拘束」になるのか？普段の介護の場面で起こりそうなことを考え、その介護を変えることができるのかを考えていく習慣をつける必要があります。

「忙しいから」「人がいないから」「面倒だから」「大変だから」と言う職場では「虐待」や「拘束」は起きてしまう可能性が高いです。その環境の中でどのように改善できるかを話し合える「職場風土」が一番重要なのです。