介護現場で人手不足の中、貴重な時間を使って研修を実施しても効果がなければ残念な結果になってしまいます。また、忙しい中、中間管理職が研修資料を作成し残業が多くなってしまうのも勿体ないです。
「理念」「知識」「技術」を一体的に伝えられる研修を実施することが介護職の人材育成には重要なことです。
介護職の人材育成だけを専門に実施してきたからこそできる人材育成術があります。人材育成をプロに任せることで充実した介護職の育成ができます。是非、ご相談下さい。
一般的な企業は、新卒から入社して勤続年数や職位によって研修内容を設定し、管理職に必要な知識や技術を身に着けていくことになります。
しかし、介護職はそのスタートラインがバラバラなところから始まります。
年齢、資格、学歴、経験年数…その人によって必要な内容は変わってきます。
介護職の人材育成で必要なのは、「知識」だけ「技術」だけでは無意味です。
「理念」…何のために仕事(介護)を行うのか、が重要です。これは、単に「ご利用者のため」ではありません。資格を所持している専門職としてどのような介護を目指し、どんな介護職として仕事をしていくのか?が重要です。
勤務する介護事業所はどんな目的で作られ、どんな状態のご利用者がおられ、何を目指しているのか?このようなことを理解することが必要です。
一般的な人材育成では、例えば「マナー」と言われたら敬語でコミュニケーションを行うなどがありますが、介護職の場合、ご利用者が認知症や言語障害を持っておられ言葉でのコミュニケーションができない方があります。そのようなご利用者の状態を理解しコミュニケーションを行う必要があります。
これらは、病気の知識とコミュニケーションの知識、マナーの知識など多くの知識がないと実施できないのです。
介護職の人材育成では一般的な知識を介護場面に置き換えて考える必要があります。